抗菌薬の適正使用について|浦安市 新浦安 原小児科クリニック

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抗菌薬の適正使用について

診療内容

抗菌薬の適正使用について

最近は「不要な抗菌薬の投与は耐性菌の発生の原因となり、薬剤アレルギーや薬剤性下痢などの副反応もある」と抗菌薬の弊害も明らかになってきました。そのため「基礎疾患(持病)のない元気な児の上気道炎や胃腸炎による発熱は、ほとんどがウイルス感染で自然軽快するので抗菌薬は必要ない」とされています。

当院でも原則的に不要な抗菌薬の投与を控えるよう診療しています。もちろん「基礎疾患のある児」「症状が重篤な児」「上気道炎や胃腸炎以外の疾患も疑われる児」「症状が改善しない児」等には抗菌薬を処方する場合もあります。

その都度ご説明をいたしますが、ご不明な場合は診察時にご質問ください。

急性上気道炎/急性胃腸炎などのウイルス感染症と診断された場合は、対症療法が中心であり、完治までに時間がかかることもあります。
十分な栄養、水分をとり、ゆっくり休むことが大切です。
糖分、塩分の入った水分補給を心掛けてください。
感染防止拡大のため、うがい・手洗い・マスクを励行し、家族とタオル等を共有しないでください。

  • 上気道炎・胃腸炎以外の病気が疑われる症状がある場合
  • 3日以上経過しても改善しない場合
  • 明らかに活気不良で、睡眠困難や水分摂取困難の場合
  • 日常生活に支障が出るほど悪化した場合や血性下痢になった場合

などの場合は、治療方針を変更する可能性があるため、再度ご受診してください。